2009/09/13 11:38:01
底砂に関しては色々な説がありますが、あまり議論されていない部分もあります。
海水水槽で使われる砂は、主に珊瑚砂、アラゴナイトサンドです。
現在はアラゴナイトサンドが主流の様です。
私が使う砂は、ファインセラミックスのホワイトサンドを使用していて、強酸にさらしても強アルカリにさらしても溶けることはありませんので水質が安定しますが、バッファー効果はありません。
この商品は、アクアガーデンから出ています。
海水水槽では昔は珊瑚砂でしたが、さすがに持ちが良くない様なのでアラゴナイトの砂の方が珊瑚砂よりはマシと言う事で使われています。
でも、沖縄の実際の天然の環境下では殆どが珊瑚砂です。
これは、石珊瑚が風化して砂になるからですが、貝殻が風化したものもあります。
これらの砂は、主成分が炭酸カルシウムでpH7.5以下になれば溶け始めますが、沖縄の様な環境では問題になる事がありません。
底砂内部でpHが低下して珊瑚砂が溶け出しますと、pHが上昇するバッファー効果が出て水質を安定させますので、栄養塩が殆ど無い開放系の環境だから可能になる訳です。
ところが、水槽では何故珊瑚砂が問題になるか?と言いますと、殆どが底砂として使用すれば閉鎖系の環境であり水量も限られていますし、リンの多い環境ではリン酸カルシウムとなって底砂に沈殿してしまいます。
実際の飼育下では、魚を入れない水槽って殆どありませんので珊瑚砂は欠点として問題になってきます。
アラゴナイトサンドは、珊瑚砂よりは硬質の炭酸カルシウムでマシと言う程度ですが、問題点としても珊瑚砂よりはマシと言う程度で、底砂が厚ければ閉鎖環境である水槽ではいつかは底砂が硬直し崩壊していきます。
そこで、初期型のベルリン水槽ではベアータンクでしたから底面がアクリルかガラスなので、水酸化カルシウム溶液を添加しリン酸カルシウムとして沈殿させ、なんらかの方法で回収していたことになります。
又、串本の環境下では岩礁か?浜に近いところでは大磯砂かもしくはそれに近い砂の様です。
それと同じ様に、底砂をファインセラミックスであるホワイトサンドであれば、たとえ厚く敷いてもこれらの化学的問題点を解決する事になりますが、底砂が分厚いと底砂の掃除が大変と言う問題点が残ります。
何故大変なのか?と言いますと、底砂の掃除は砂の毒抜きと言って飼育水を排出の時に毒抜きをする事になりますが、底砂全部を毒抜きしょうとすれば、水槽一杯分の海水では足りない訳です。
そこで、一回の換水の度に1/3程度の底砂の掃除と言う事になりますが、底砂にライブロックがあればその下の底砂は掃除が出来ないと言う問題点も残します。
これらを解決するためにはライブロックの底上げと言う方法でした。それが、水槽のバックウォール構想に繋がった訳です。
最悪、全換水を三回やらないと底砂全部の毒抜きが出来ない事になりますが、人工海水代が馬鹿になりませんし、その様な労力を要するのを誰が好まれるでしょうか?
そこで底砂を薄く敷いてみようと言う事になった訳です。
底砂をファインセラミックにしたり、ベアータンクにすれば、バッファー効果がありませんから、カルシウムリアクターの設置もしくはカルシウム関連の添加方法などのカルシウム追加技術が必要になって来ます。
その上でKHの安定化を目指します。
それに対して、淡水の世界ではその様な事を気にする必要はありません。
ただし、ソイルタイプの砂では砂そのものが肥料ですので硬直が起きますから、水質のコントロールが出来ませんし底砂までグサグサ掃除する事が出来ません。
掃除が出来るのは、水質に変化を及ぼさない大磯砂の様な硬質の砂を使えば出来ますが、海水白点病の様な問題点がありません。
ですから、淡水で底砂までグサグサやって水換えするのは、硬質の砂の使用が前提であり、水質のコントロールの一環としての作業なのです。
海水のベアータンクの景観に関する問題点としては、底面のライブロックレプリカが出たら面白いだろうなあと思っております。
追記
前の記事に写真を載せました。
海水水槽で使われる砂は、主に珊瑚砂、アラゴナイトサンドです。
現在はアラゴナイトサンドが主流の様です。
私が使う砂は、ファインセラミックスのホワイトサンドを使用していて、強酸にさらしても強アルカリにさらしても溶けることはありませんので水質が安定しますが、バッファー効果はありません。
この商品は、アクアガーデンから出ています。
海水水槽では昔は珊瑚砂でしたが、さすがに持ちが良くない様なのでアラゴナイトの砂の方が珊瑚砂よりはマシと言う事で使われています。
でも、沖縄の実際の天然の環境下では殆どが珊瑚砂です。
これは、石珊瑚が風化して砂になるからですが、貝殻が風化したものもあります。
これらの砂は、主成分が炭酸カルシウムでpH7.5以下になれば溶け始めますが、沖縄の様な環境では問題になる事がありません。
底砂内部でpHが低下して珊瑚砂が溶け出しますと、pHが上昇するバッファー効果が出て水質を安定させますので、栄養塩が殆ど無い開放系の環境だから可能になる訳です。
ところが、水槽では何故珊瑚砂が問題になるか?と言いますと、殆どが底砂として使用すれば閉鎖系の環境であり水量も限られていますし、リンの多い環境ではリン酸カルシウムとなって底砂に沈殿してしまいます。
実際の飼育下では、魚を入れない水槽って殆どありませんので珊瑚砂は欠点として問題になってきます。
アラゴナイトサンドは、珊瑚砂よりは硬質の炭酸カルシウムでマシと言う程度ですが、問題点としても珊瑚砂よりはマシと言う程度で、底砂が厚ければ閉鎖環境である水槽ではいつかは底砂が硬直し崩壊していきます。
そこで、初期型のベルリン水槽ではベアータンクでしたから底面がアクリルかガラスなので、水酸化カルシウム溶液を添加しリン酸カルシウムとして沈殿させ、なんらかの方法で回収していたことになります。
又、串本の環境下では岩礁か?浜に近いところでは大磯砂かもしくはそれに近い砂の様です。
それと同じ様に、底砂をファインセラミックスであるホワイトサンドであれば、たとえ厚く敷いてもこれらの化学的問題点を解決する事になりますが、底砂が分厚いと底砂の掃除が大変と言う問題点が残ります。
何故大変なのか?と言いますと、底砂の掃除は砂の毒抜きと言って飼育水を排出の時に毒抜きをする事になりますが、底砂全部を毒抜きしょうとすれば、水槽一杯分の海水では足りない訳です。
そこで、一回の換水の度に1/3程度の底砂の掃除と言う事になりますが、底砂にライブロックがあればその下の底砂は掃除が出来ないと言う問題点も残します。
これらを解決するためにはライブロックの底上げと言う方法でした。それが、水槽のバックウォール構想に繋がった訳です。
最悪、全換水を三回やらないと底砂全部の毒抜きが出来ない事になりますが、人工海水代が馬鹿になりませんし、その様な労力を要するのを誰が好まれるでしょうか?
そこで底砂を薄く敷いてみようと言う事になった訳です。
底砂をファインセラミックにしたり、ベアータンクにすれば、バッファー効果がありませんから、カルシウムリアクターの設置もしくはカルシウム関連の添加方法などのカルシウム追加技術が必要になって来ます。
その上でKHの安定化を目指します。
それに対して、淡水の世界ではその様な事を気にする必要はありません。
ただし、ソイルタイプの砂では砂そのものが肥料ですので硬直が起きますから、水質のコントロールが出来ませんし底砂までグサグサ掃除する事が出来ません。
掃除が出来るのは、水質に変化を及ぼさない大磯砂の様な硬質の砂を使えば出来ますが、海水白点病の様な問題点がありません。
ですから、淡水で底砂までグサグサやって水換えするのは、硬質の砂の使用が前提であり、水質のコントロールの一環としての作業なのです。
海水のベアータンクの景観に関する問題点としては、底面のライブロックレプリカが出たら面白いだろうなあと思っております。
追記
前の記事に写真を載せました。
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2009/09/12 20:59:40
みなさん、今晩わ
本日は少々雨でで少し寒いですね。
換水の前に90センチ水槽のメンテナンスをしょうと思い、底面に敷いたライブロックをとかしますと、なんとデトリタスの嵐に見舞われました。
いやあ、参りました。
仕方なく、底面に敷いたライブロックを撤収と言う事に相成りました。 (o_ _)oバタッ

(撤収の後でしたから、グニャーとなってますので珊瑚達の機嫌が悪いです。)
よく考えてみたら、何のためにライブロックをバックウォールに底上げしたのか?分からないと言うものです。
そもそもライブロックをバックウォールに設定したのは底面にデトリタスを落とし、常に浄化しやすくすることにありました。
ですから、底面にデトリタスが溜まっては意味がなくなります。
再び、ベランダで60センチ水槽をセットし戻ってもらいました。 (o_ _)oバタッ
但し、今回は単に60水槽の中に置くだけです。
パワーヘッドのお飾りに使用する予定です。
やはり、水槽の中の海水の循環の水通りが悪くなると生気がなくなる様な感じです。
生体の調子は悪くないのですが、底面に敷いたライブロックをすべて撤収したら水槽に生気が戻ったような感じで、あくまでも私個人の感じ方です。
以前の状態に戻した事で海水の循環が違うものだなあと感じたものです。
もちろん、2/3の換水を行った事もそうかも知れませんが、・・・・・。
今回はデトリタスの除去に外部フィルターが役に立ちました。
換水のついでにホースで掃除する場合は、どうしても時間的に限られます。
そこで、外部フィルターで掃除器の様な感じでメンテを行えばゆっくり時間をかけて掃除する事が出来ます。
詳しい事は又の次回にお話します。
本日は少々雨でで少し寒いですね。
換水の前に90センチ水槽のメンテナンスをしょうと思い、底面に敷いたライブロックをとかしますと、なんとデトリタスの嵐に見舞われました。
いやあ、参りました。
仕方なく、底面に敷いたライブロックを撤収と言う事に相成りました。 (o_ _)oバタッ
(撤収の後でしたから、グニャーとなってますので珊瑚達の機嫌が悪いです。)
よく考えてみたら、何のためにライブロックをバックウォールに底上げしたのか?分からないと言うものです。
そもそもライブロックをバックウォールに設定したのは底面にデトリタスを落とし、常に浄化しやすくすることにありました。
ですから、底面にデトリタスが溜まっては意味がなくなります。
再び、ベランダで60センチ水槽をセットし戻ってもらいました。 (o_ _)oバタッ
但し、今回は単に60水槽の中に置くだけです。
パワーヘッドのお飾りに使用する予定です。
やはり、水槽の中の海水の循環の水通りが悪くなると生気がなくなる様な感じです。
生体の調子は悪くないのですが、底面に敷いたライブロックをすべて撤収したら水槽に生気が戻ったような感じで、あくまでも私個人の感じ方です。
以前の状態に戻した事で海水の循環が違うものだなあと感じたものです。
もちろん、2/3の換水を行った事もそうかも知れませんが、・・・・・。
今回はデトリタスの除去に外部フィルターが役に立ちました。
換水のついでにホースで掃除する場合は、どうしても時間的に限られます。
そこで、外部フィルターで掃除器の様な感じでメンテを行えばゆっくり時間をかけて掃除する事が出来ます。
詳しい事は又の次回にお話します。
2009/09/06 20:49:26
水槽維持の究極はなんと言っても水替えにあります。
こんな簡単な事が海水では見失うところでした。
と言うのも、私のところでは海水水槽の下にミドリ亀水槽があります。
餌の投与量が海水魚との比ではなく、これに還元濾過をつけても無意味なほど水替えの方がよほど良いのです。
これにBPシステムを導入しょうと考えたらアホです。
とにかく、水がおしっこみたいに黄色くなりやすいのですから、水替えが一番です。
海水水槽での水替えを簡単にする方法の「その1」ですが、手始めにマグネットポンプを利用するところから着手したいと思います。
海水水槽でも120センチまでの水槽であれば、マグネットボンプを使わなくても十分にやっていけます。電気代も安くなりますし、熱対策にも貢献します。
但し、120センチ以上の水槽ではその経験がありませんのでなんとも言えません。
水替え用タンクならば何でも良いと思います。
私の所では、軽くて扱いやすいタンクとしては大きなゴミ箱用のものを使っています。
これで、90センチ水槽の半分の換水が出来ます。
後日、写真を載せます。
本題のマグネットポンプから着手する件ですが、ホースの継手が問題だと思います。
マグネットポンプの良い所はなんと言っても、流量の多さにあります。
水替え用には普通お風呂用ポンプを使う方が多いのですが、時間がかかります。
そこで余ったマグネットポンプがあれば、水替え用ポンプに使える様にしょうと言う訳です。
ホースの継手にはこれを繋ぎました。

下のものが、タカギ G096 ストップコネクター
上のものが、タカギ G036 コック付ホースジョイントニップル
ストップコネクターはつなぐと通水、はずせば止水しますし、コック付ホースジョイントニップルはコックを回す事で通水・止水出来ますので、水漏れを防ぐ事が出来るのではないか?と考えています。
以上、こう言ったものを各2個購入してシリコーンで接着するのですが、注意する事があります。

ホースロックナットですが、内径がそのままだと入らないので一層削ります。
そして、パイプに入れる様になればシリコーンで接着です。
これで安く出来きて、しかもワンタッチで着脱出来ますから、マグネットポンプの利点を生かした換水が出来るでしょう~♪

こんな簡単な事が海水では見失うところでした。
と言うのも、私のところでは海水水槽の下にミドリ亀水槽があります。
餌の投与量が海水魚との比ではなく、これに還元濾過をつけても無意味なほど水替えの方がよほど良いのです。
これにBPシステムを導入しょうと考えたらアホです。
とにかく、水がおしっこみたいに黄色くなりやすいのですから、水替えが一番です。
海水水槽での水替えを簡単にする方法の「その1」ですが、手始めにマグネットポンプを利用するところから着手したいと思います。
海水水槽でも120センチまでの水槽であれば、マグネットボンプを使わなくても十分にやっていけます。電気代も安くなりますし、熱対策にも貢献します。
但し、120センチ以上の水槽ではその経験がありませんのでなんとも言えません。
水替え用タンクならば何でも良いと思います。
私の所では、軽くて扱いやすいタンクとしては大きなゴミ箱用のものを使っています。
これで、90センチ水槽の半分の換水が出来ます。
後日、写真を載せます。
本題のマグネットポンプから着手する件ですが、ホースの継手が問題だと思います。
マグネットポンプの良い所はなんと言っても、流量の多さにあります。
水替え用には普通お風呂用ポンプを使う方が多いのですが、時間がかかります。
そこで余ったマグネットポンプがあれば、水替え用ポンプに使える様にしょうと言う訳です。
ホースの継手にはこれを繋ぎました。
下のものが、タカギ G096 ストップコネクター
上のものが、タカギ G036 コック付ホースジョイントニップル
ストップコネクターはつなぐと通水、はずせば止水しますし、コック付ホースジョイントニップルはコックを回す事で通水・止水出来ますので、水漏れを防ぐ事が出来るのではないか?と考えています。
以上、こう言ったものを各2個購入してシリコーンで接着するのですが、注意する事があります。
ホースロックナットですが、内径がそのままだと入らないので一層削ります。
そして、パイプに入れる様になればシリコーンで接着です。
これで安く出来きて、しかもワンタッチで着脱出来ますから、マグネットポンプの利点を生かした換水が出来るでしょう~♪
2009/09/03 23:19:50
先日は、オゾナイザーの自作キットを買うつもりでいましたが、考えることがあって後回しにして、水替えを簡単にする方法の模索を最優先していきたいと思います。
今まで、こう言った模索と言うのがおろそかにされて来たように思いました。
そう言えば、当方にもまだマグネットポンプがありますので眠ったままになっており、このままでは勿体無いと思います。
そこで、水槽の飼育水を抜く時とか換水する時に使おうと思います。
すばやく換水すれば、換水の頻度も上がるのではないか?と思います。
「水換え用タンクが必要、総水量の2/3は必要、水が悪化したとき、一気に換えるため。」と言う事で、さすがに全換水は危険で2/3まででしょうね。
マグネットポンプを使っての工夫をしていきたいと思います。
今まで、こう言った模索と言うのがおろそかにされて来たように思いました。
そう言えば、当方にもまだマグネットポンプがありますので眠ったままになっており、このままでは勿体無いと思います。
そこで、水槽の飼育水を抜く時とか換水する時に使おうと思います。
すばやく換水すれば、換水の頻度も上がるのではないか?と思います。
「水換え用タンクが必要、総水量の2/3は必要、水が悪化したとき、一気に換えるため。」と言う事で、さすがに全換水は危険で2/3まででしょうね。
マグネットポンプを使っての工夫をしていきたいと思います。
2009/08/30 09:01:49
ハードコーラルを飼育する場合、必ずKHのチェックが必要になります。
その為には、安定供給の方法については添加材による方法とカルシウムリアクターが必要になります。
後者のカルシウムリアクターについては、二酸化炭素を添加するのが一般的なのですが、別途二酸化炭素ポンペとレギュレーターが必要になります。
しかし、これだと重装備になってしまいます。
そこで、二酸化炭素ポンペとレギュレーターの代用として、カルシウムリアクターの中に生分解性プラスチックを入れて回す方法があります。
この場合のカルシウムリアクターは、高価なリアクターでなくとも外部フィルターでも十分に使えます。
飼育水の蒸発に対処する足し水には、水酸化カルシウム溶液と有機カルシウム溶液で対処しますので、大きな外部フィルターは必要ありません。
http://www1.ocn.ne.jp/~kurotan/k2.jpg
生分解性プラスチックは、分解されれば二酸化炭素と水だけですので害はありませんが、バクテリアによる有機酸が産生しますので飼育水が黄ばむ事があります。
その為、これも外した訳ですが、飼育水が黄ばむことについては今までの方法として活性炭による吸着とオゾナイザーによる分解の方法があります。
活性炭は、安物だとリンを含みますのでその選択には慎重に期す必要があります。
リンを含まない活性炭は、高品質のものなのでランニングコストが安くありません。
オゾナイザーは使った事も無く、考えたこともありませんでした。
しかし、ゼオビットなどのバクテリオプランクトンシステムでは、リン酸をゼロにする事が出来るそうなので、試してみる価値がありそうです。
リン酸をゼロにする事は従来からの長年の課題でした。
しかし、現時点ではこの方法しかなさそうなのでやってみるしかありません。
このシステムの代償として飼育水が黄ばむ事にあります。
これに対しては、オゾナイザーの方が効率が良い様なのです。
ですが、そのオゾナイザーも安くはありません。
アクアリウムを初めて12年になりますので、他の趣味を持つ私にとってはアクアリウムにはなるべくお金をかけたくありません。
そこで、安いオゾナイザーがないものか?と探しているうちに、自作キットのオゾナイザーがありました。
オゾン発生ユニットです。これを見つけました。
↓
http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/page.cgi?cate=4904&page=0
うーん、安い\(◎o◎)/
この値段ならば、買いです。
ちなみに、レイシーのHPを見ますとオゾナイザーについてのカタログがあります。
見比べてみますと、
型式 電源V 出力kV オゾン発生量mg/H 適合水量ℓ 適合エアーポンプ風量ℓ/min
YGR-5 100単相 9 2.5~5 250 1~2
YGR-20 100単相 10 5~20 1,000 1~2
YGR-50 100単相 11 10~50 2,500 1~2
別途、エアーフィルターとエアーポンプと必要な様です。
オゾン発生ユニット
空気流量:6リットル/min(0.2kg/c㎡
オゾン発生量:30mg/h(5~30mg/h可変 消費電力:12.5W
オゾン発生ユニットは、適合水量が1000~2500の中間に相当します。
90センチ規格水槽の方は約160リットルなので、スペック的にも十分あります。
後は、ドライバーと半だコテがあれば、自作が可能なキットの様です。
バクテリオプランクトンシステムを試してやれば、どうせ飼育水が黄ばむのであれば、生分解性プラスチックを使ったカルシウムリアクターを復活させても良いのではないかと思います。
その為には、安定供給の方法については添加材による方法とカルシウムリアクターが必要になります。
後者のカルシウムリアクターについては、二酸化炭素を添加するのが一般的なのですが、別途二酸化炭素ポンペとレギュレーターが必要になります。
しかし、これだと重装備になってしまいます。
そこで、二酸化炭素ポンペとレギュレーターの代用として、カルシウムリアクターの中に生分解性プラスチックを入れて回す方法があります。
この場合のカルシウムリアクターは、高価なリアクターでなくとも外部フィルターでも十分に使えます。
飼育水の蒸発に対処する足し水には、水酸化カルシウム溶液と有機カルシウム溶液で対処しますので、大きな外部フィルターは必要ありません。
http://www1.ocn.ne.jp/~kurotan/k2.jpg
生分解性プラスチックは、分解されれば二酸化炭素と水だけですので害はありませんが、バクテリアによる有機酸が産生しますので飼育水が黄ばむ事があります。
その為、これも外した訳ですが、飼育水が黄ばむことについては今までの方法として活性炭による吸着とオゾナイザーによる分解の方法があります。
活性炭は、安物だとリンを含みますのでその選択には慎重に期す必要があります。
リンを含まない活性炭は、高品質のものなのでランニングコストが安くありません。
オゾナイザーは使った事も無く、考えたこともありませんでした。
しかし、ゼオビットなどのバクテリオプランクトンシステムでは、リン酸をゼロにする事が出来るそうなので、試してみる価値がありそうです。
リン酸をゼロにする事は従来からの長年の課題でした。
しかし、現時点ではこの方法しかなさそうなのでやってみるしかありません。
このシステムの代償として飼育水が黄ばむ事にあります。
これに対しては、オゾナイザーの方が効率が良い様なのです。
ですが、そのオゾナイザーも安くはありません。
アクアリウムを初めて12年になりますので、他の趣味を持つ私にとってはアクアリウムにはなるべくお金をかけたくありません。
そこで、安いオゾナイザーがないものか?と探しているうちに、自作キットのオゾナイザーがありました。
オゾン発生ユニットです。これを見つけました。
↓
http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/page.cgi?cate=4904&page=0
うーん、安い\(◎o◎)/
この値段ならば、買いです。
ちなみに、レイシーのHPを見ますとオゾナイザーについてのカタログがあります。
見比べてみますと、
型式 電源V 出力kV オゾン発生量mg/H 適合水量ℓ 適合エアーポンプ風量ℓ/min
YGR-5 100単相 9 2.5~5 250 1~2
YGR-20 100単相 10 5~20 1,000 1~2
YGR-50 100単相 11 10~50 2,500 1~2
別途、エアーフィルターとエアーポンプと必要な様です。
オゾン発生ユニット
空気流量:6リットル/min(0.2kg/c㎡
オゾン発生量:30mg/h(5~30mg/h可変 消費電力:12.5W
オゾン発生ユニットは、適合水量が1000~2500の中間に相当します。
90センチ規格水槽の方は約160リットルなので、スペック的にも十分あります。
後は、ドライバーと半だコテがあれば、自作が可能なキットの様です。
バクテリオプランクトンシステムを試してやれば、どうせ飼育水が黄ばむのであれば、生分解性プラスチックを使ったカルシウムリアクターを復活させても良いのではないかと思います。
2009/08/29 00:49:37
60センチ水槽を畳んでその後ですが、楽ですねえ。
アクアリウムを始めて、そして、アクアにはまれば勢いがあります。
その時は、水槽を何本維持しても苦にならないのですが、長年やりますとやがては飽きてきます。
同じメーリングリストで交流した仲間たちもネットでは殆ど姿を消しております。
その事から、必ず水槽のダウングレードが起きて来ます。
私も漏れなく、90センチから60センチ水槽へとダウングレードを計ろうと計画を立てて実行しましたが、やはり二本の水槽維持はしんどく感じました。
60センチ水槽は?やっぱり狭いですねえ。90センチ水槽は?ちょうど良いみたいかなあ?
朝起きて水槽をパッと見て、そんな感じでした。
これは、あくまでも私の感じ方です。
現在の90センチ水槽にあるライブロックなどは、優に50%以上はあるという計算になりそうです。
それによる水量不足を外部フィルターの水量で補っている感じですかねえ。
中には何も入っておりません。
他の方から見たら、「ライブロックの入れすぎです」と言われるかも知れませんが、別にいいんです。
で、こんな訳でしばらく90センチ水槽で細く長く水槽維持に勤しみます。(笑)
水槽スペックでも書いておきます。
水槽のサイズ←90×45×45
ノンフィルター←ベルリンとかナチュラルとかそんなものは一切関係なし、ありのまま、そのまま
照明←改造もの 32W×4本
上部フィルター設置←何も入っていない外部フィルターがポンプとして担当、水量不足を補う、主にウールなどの物理濾過、サンプも兼ねます。
スキマー←非力なプリズムスキマー (o_ _)oバタッ(笑)←上部フィルターに設置
パワーヘッド←マキシジェット10001200など合計6台
冷却←自作の気化熱方式←クーリングタワーの構造をまねました。←アクア用クーラーなんか要らん(爆)
添加材←水酸化カルシウム溶液、有機カルシウム溶液←足し水の時にやっています。
部屋に水槽設置以来、夏を迎えましたが、このところ涼しくなってきました。
で、結果として、アクア用クーラーに接続しなくてもいけるのではないか?と言う手応えを感じました。
その為には、マグネットポンプを使わない、メタハラを使わない、気化熱方式のクーラーに接続すれば、夏の高水温は乗り越えられる様です。
120センチ水槽でも、マグネットポンプは要りません。
無駄だと思いますし、水温を高くするだけだと思います。
クーラーは気化熱方式ですが、クーリングタワーの構造を参考にすれば良いと思います。結構効果はありますねえ。\(◎o◎)/
アクアリウムを始めて、そして、アクアにはまれば勢いがあります。
その時は、水槽を何本維持しても苦にならないのですが、長年やりますとやがては飽きてきます。
同じメーリングリストで交流した仲間たちもネットでは殆ど姿を消しております。
その事から、必ず水槽のダウングレードが起きて来ます。
私も漏れなく、90センチから60センチ水槽へとダウングレードを計ろうと計画を立てて実行しましたが、やはり二本の水槽維持はしんどく感じました。
60センチ水槽は?やっぱり狭いですねえ。90センチ水槽は?ちょうど良いみたいかなあ?
朝起きて水槽をパッと見て、そんな感じでした。
これは、あくまでも私の感じ方です。
現在の90センチ水槽にあるライブロックなどは、優に50%以上はあるという計算になりそうです。
それによる水量不足を外部フィルターの水量で補っている感じですかねえ。
中には何も入っておりません。
他の方から見たら、「ライブロックの入れすぎです」と言われるかも知れませんが、別にいいんです。
で、こんな訳でしばらく90センチ水槽で細く長く水槽維持に勤しみます。(笑)
水槽スペックでも書いておきます。
水槽のサイズ←90×45×45
ノンフィルター←ベルリンとかナチュラルとかそんなものは一切関係なし、ありのまま、そのまま
照明←改造もの 32W×4本
上部フィルター設置←何も入っていない外部フィルターがポンプとして担当、水量不足を補う、主にウールなどの物理濾過、サンプも兼ねます。
スキマー←非力なプリズムスキマー (o_ _)oバタッ(笑)←上部フィルターに設置
パワーヘッド←マキシジェット10001200など合計6台
冷却←自作の気化熱方式←クーリングタワーの構造をまねました。←アクア用クーラーなんか要らん(爆)
添加材←水酸化カルシウム溶液、有機カルシウム溶液←足し水の時にやっています。
部屋に水槽設置以来、夏を迎えましたが、このところ涼しくなってきました。
で、結果として、アクア用クーラーに接続しなくてもいけるのではないか?と言う手応えを感じました。
その為には、マグネットポンプを使わない、メタハラを使わない、気化熱方式のクーラーに接続すれば、夏の高水温は乗り越えられる様です。
120センチ水槽でも、マグネットポンプは要りません。
無駄だと思いますし、水温を高くするだけだと思います。
クーラーは気化熱方式ですが、クーリングタワーの構造を参考にすれば良いと思います。結構効果はありますねえ。\(◎o◎)/
2009/08/24 23:38:30
60センチ水槽を解体した後ですが、正直ホッとしました。
部屋が少し狭くなったのかな?と気にしていたのですが、いったん畳むと部屋が広く感じましたのでそのせいかも知れません。
それにしても、朝と夜は寒いですね。
もう夏は終わったのかな?という感じですね。
現在、あちこちでT5蛍光灯が話題になっており、やはり注目されて来ている様です。
それだけ日本は海外に遅れていると言うのが実情ですね。
気になっている事ですが、ギーゼマンの90センチ対応の34WのT5蛍光灯がないのはどうしてでしょうか?気になります。
日本には日本の土壌がありますから、国内メーカーがもう少し頑張って欲しいと思います。
90センチ水槽ですが、底面に岩を敷き詰めたことにより、ベアータンクよりは私的に自然ッぽく思われるのですが、又別の意味での悩みも出て来ました。
部屋が少し狭くなったのかな?と気にしていたのですが、いったん畳むと部屋が広く感じましたのでそのせいかも知れません。
それにしても、朝と夜は寒いですね。
もう夏は終わったのかな?という感じですね。
現在、あちこちでT5蛍光灯が話題になっており、やはり注目されて来ている様です。
それだけ日本は海外に遅れていると言うのが実情ですね。
気になっている事ですが、ギーゼマンの90センチ対応の34WのT5蛍光灯がないのはどうしてでしょうか?気になります。
日本には日本の土壌がありますから、国内メーカーがもう少し頑張って欲しいと思います。
90センチ水槽ですが、底面に岩を敷き詰めたことにより、ベアータンクよりは私的に自然ッぽく思われるのですが、又別の意味での悩みも出て来ました。
2009/08/23 12:27:14
60センチ水槽で使ったものは、すべて90センチ水槽へ移動させました。
主に照明が当たる底面に敷いています。
写真では真っ白に写っていますが、実際には石灰藻が少しついています。
デジカメでは写らない様です。ですが、その様な事は重要ではありません。
60センチ水槽を解体して気がついたのですが、デッドロックをシリコーンで接着したつもりがプラスチックやガラスには強力に接着しても、デッドロックからいとも簡単に剥がれました。
乾燥時には強力に接着しても水に濡れると経時的に弱くなって来ると考えられます。
従って、シリコーン接着は失敗だったと思います。
やはり、水中ボンドで接着するべきだったのかも知れません。
水中ボンドで色々な種類がありますが、なかでもアクアスケープの石灰藻カラーがあります。
これが良いのかも知れません。
http://www.mmcplanning.com/item/dd/aqua-scape.html
但し、パワーヘッドの吸盤を少しシリコーンを塗って水槽に接着させる方法は有効である事には変わりありません。
こう言った底面に敷いたロックを使ってパワーヘッドを覆う方法を考えていきたいと思います。
2009/08/20 23:27:44
今、世間ではインフルエンザの件で問題になっておりますが、夏場で流行と言うのがちよっと怖いような・・・・・・。
我々も気をつけないと~
さて、新バックウォール製作記の主役である60センチ水槽ですが、デッドロックのライブ化は順調に行っている様で、すでに石灰藻も着き始めています。
現在の私では、二本の水槽維持がしんどく感じ始めて来ましたので、苦痛になる前に近々畳む事にします。
そして、現在の60センチ水槽にあるすべてのライブロックをもう一度解体して90センチ水槽に移動させる予定です。
パワーヘッドは、見た目が無機質、人工的なのでライブロックレプリカのリング10cmタイプで隠す方法も考えられますが、この際余ったライブロックでパワーヘッドを隠す方法を考えたいと思います。
新しい機材も登場して大変魅力的ですが、やはり安価で供給も安定している事からマキシジェットを中心に自然溶け込む様な方法を考えたいと思います。
もちろん、60センチ水槽を畳んでも90センチ水槽は残りますから、新バックウォール製作記は続けていきます。
我々も気をつけないと~
さて、新バックウォール製作記の主役である60センチ水槽ですが、デッドロックのライブ化は順調に行っている様で、すでに石灰藻も着き始めています。
現在の私では、二本の水槽維持がしんどく感じ始めて来ましたので、苦痛になる前に近々畳む事にします。
そして、現在の60センチ水槽にあるすべてのライブロックをもう一度解体して90センチ水槽に移動させる予定です。
パワーヘッドは、見た目が無機質、人工的なのでライブロックレプリカのリング10cmタイプで隠す方法も考えられますが、この際余ったライブロックでパワーヘッドを隠す方法を考えたいと思います。
新しい機材も登場して大変魅力的ですが、やはり安価で供給も安定している事からマキシジェットを中心に自然溶け込む様な方法を考えたいと思います。
もちろん、60センチ水槽を畳んでも90センチ水槽は残りますから、新バックウォール製作記は続けていきます。