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本日は、2点の話題を提供したいと思います。

プロティンスキマーに対してはあまり興味を持っていなかったのですが、他にどんなものが良いか?ネット徘徊しているうちに「c-skim-1200」を知りました。
よく見ると、今までに無い大変ユニークなスキマーですねえ。
こう言う構造のものは、自作は難しいと思います。
       ↓
http://www.mmcplanning.com/item/red-sea_marine/protein-skimmer/c-skim-1200.html

こういうスキマーが欲しくなりました。

昨日、マリンホワイトサンドが届きました。
純粋な炭酸カルシウムの結晶体で、比重はホワイトサンドよりは重たい様です。
だから、ホワイトサンドの方が多孔質で白っぽくマリンホワイトサンドはそうでも無く少し透明感がある様です。
両者を混ぜると、比重の軽いホワイトサンドの方が浮いてくる感じですね。
と言う事は、底面吹き上げとか砂の攪拌を考えれば断然ホワイトサンドの方が合っていると言う事になります。

本日、半分のマリンホワイトサンドを追加・敷きました。
何故半分なのか?と言いますと、洗うとまるで牛乳の様になってしまいます。
牛乳の様な白さが取れたところで、水槽に追加するのですが、当然水槽内が真っ白 (o_ _)oバタッ
それでも、生体はなんともありません。\(◎o◎)/
その為、全部入れるとちょっと・・・・なので二回に分けて水槽に導入した訳です。

先程、説明しました様にマリンホワイトサンドの方が比重が重いのでイーロカPF201の水量では底砂の圧に負けてしまい、急遽ポンプの変更に迫られ、イーロカPF381を購入して取り付け良好になりました。

砂の厚さ、その種類によって使用するポンプも選ぶ必要があるみたいですねえ。
1つ学びました。

フィルターローテーション用のフィルターは、大変コンパクトになりますので問題はパーツですが、ホームセンターものでは大き過ぎますのでアクアメーカーに部品販売の方でパーツを注文しました。
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BPシステムの代表格であるZEOvitリアクターは、その物まねだけでも一時中止にするなど思いの他、その能力が強力である事が分かりました。
効果がすぐに出る半面、副作用もすぐに現れます。
気づいた時は手遅れになる可能性も高い様です。
小さくなった、消滅寸前になったバブルディスクですが、残念ながら絶望的です。
ディスクの共肉部分がペロンと取れて水槽内に漂っていました。

ZEOvitシステムは完璧なシステムといわれていますが、こう言う事象を実際に見ますととてもじゃないですが、正直疑問ではあります。

どちらかと言うと、オルタナティブシステムの方がまだマシな方です。
別名フィルターローテーションは、デトリタスなどの水素供与体もしくはその炭素源で酸化と還元の濾過を行うものですが、リン酸の処理は出来ません。
これでも欠点がありますから完璧なシステムとは思っていませんでしたから、あるシステムが完璧なシステムと言われるとやはり眉唾な気分に陥ってしまいます。


約3週間前に毎日エタノールの添加とスキミングを行いましたが、やはりデトリタスと比較して吸収率が高い様に感じましたのでこの辺が違う様に感じました。
最近、栄養塩よりもDOC(Dissolved organic carbon)のほうが格段に高い確率でサンゴの死と関係していると言う記事を見つけました。
但し、詳細が分りませんので今のところなんとも言えないのですが、可能性としてはある様です。
珊瑚でも死亡するのですから、魚も死亡する可能性もあると言う事になります。
あってはならない事が起きては完璧とは言えません。



さて、BPリアクターは硝酸とリンを無くす観点からのフィルターですが、バランスをとる為にも今度は栄養の供給と言った観点からのフィルターの見直しを求めようと思い、フィルターローテーションの一部を復活させたいと考えています。
BPリアクターを実際に作って見て、サンプ内に置くための設計か?外部フィルターの様な密閉性はそれほど必要でもなく、そこからヒントが得られました。
外部フィルターは、よく長いホースが使われますが、今回はホースを極力排除してだれでも簡単な作りにしたいと思っていました。

写真のものは、すべて一個100円です。
それぞれ500ミリリットル×3個、750ミリリットル1個です。
750ミリリットルは、ご存知の様にBPリアクターですが、今度は底面パイプで代用しましたので、今回の自作は500ミリリットルの3個のみです。
750ミリリットルのBPリアクターは、運転停止となっております。
3個は一応ABCとなり、Aは酸化濾過、BとCは酸化と還元の混在した濾過と言う感じです。
9ヶ月も経過しますと、流量がチョロチョロとなって還元濾過になりますが、今回のシステムでは邪魔になりますので完全な嫌気濾過に入る前にフィルターの交換となります。
それ以降は、約三ヶ月ごと濾過材の交換になります。
還元濾過を強力にしますと、何故か珊瑚の顔色が良くないと聞かれます。
フィルターローテーションでは、還元濾過と言うのは4番めの崩壊のサイクルですので何を還元しているのか?よく分りませんのでそれを補う必要があります。
その為の好気濾過です。
自然界では、好気濾過の部分と嫌気濾過の部分とは混在する様に出来ており、たとえその部分の占める割合が小さくともバランスが取れていると言う事が非常に重要なのです。

そこで、私の水槽では フィルターローテーションシステムががメインで、BPシステムが補助的に導入と言う事になるかと思います。

写真だけでは分らない様なので、図面も載せます。^^









みなさん、遅くなりました。

現在の水槽の側面から見た写真です。
       ↓

前面2/3が空間になっております。^^
初めて側面から見た写真を公開かな?


小さな気泡が舞っているのが分るかな?^^


ライブロックでPHを覆っています。^^


上の拡大写真です。^^

底面パイプに使用するものですが、PVCのバインター15です。
ホームセンターで売られています。
電線を隠すパイプを売っているコーナーで置いてありますので機会あれば見に行くと良いと思います。
断面図では細長い二等辺三角形と言う感じです。



これで薄い底砂でもこのパイプを隠せますし、白いので目立たないと思います。


(一時的にライブロックや底砂をどかして撮影しています。^^)
この底面パイプにイーロカのポンプに給水口のところにエアーパイプを持って行って設定しています。
ちょうどスキマーのディスセパレーター方式の様なものです。

これで、三時間ごとのオンオフで間歇的に水流とエアーの供給を行っております。
バブルディスクの復活は一応諦めました。



それにしても、昔、プロトタイプのオルタナティブシステムでの底面パイプは、底面全体を覆うような感じで設定していました。

今回設定した底面パイプは、本当にコンパクトと言う感じで当時からすれば革命的な設定です。
とは言うものの、プロトタイプの底面パイプにおけるノウハウは今回の底面パイプにもいくつか応用されています。

更に、BPシステムでは硝酸やリンが枯渇しますし、その為アミノ酸などの栄養を添加する代わりに生物濾過槽にて供給したいと思いますので、フィルターを取り付けてみたいと思います。
BPリアクターの枯渇分を補う分の量で十分ですので、100円ショップのもので誰にでも作れるフィルターローテーションを考えてみたいと思います。
一応、BPリアクターで硝酸とリンを無くす事が出来ますので、還元フィルターの重要性がなくなりましたが、今度は栄養の供給と言う観点からフィルター見直しが求められます。
その為、以前は還元フィルターを含めての4本でしたが、今回は3本の設定になると思います。

もう一度おさらいします。
用意するものは、

底面パイプ→バインダー15
エーハイムのエアーパイプ
エアーチューブ
ポンプ→イーロカ
エアーポンプ
園芸用調節バルブ(プラスチック)
シリコーン接着剤
ゼリー状瞬間接着剤
瞬間接着剤の硬化剤(スプレータイプ)
ドリル

底面パイプとディフューザーの相関関係が分りました。
ディフューザーは、排水口に取り付けるか?給水口に取り付けるか?で随分変わります。
前者は、圧力がかかると逆にエアー管に逆流してしまいます。
よって、全く使えませんでした。
他に、エアーポンプで送りましたが、スキミングされません。

後者の方法はスキミングされますし、圧があってもいけますが、ポンプの流量と水深とは関係性がある様です。
今回使用しているポンプは小さなイーロカですので、水深20センチならばOKなのですが、それ以上の深さになりますと空気を吸い取れません。

なるほどなあと今更ながら新しく発見しました。

で、仕方がありませんので補助的に言う事でエアーポンプで空気を送って助けることにしました。
これも、オンオフのタイマーと連動していますが、今度はエアーポンプを絞る必要があります。
底面パイプから出る気泡が多いと水槽内が本当に気泡だらけになってしまいます。
ものすごいです。(爆)
で、本当に最低限の最低限の量で十分です。
流量がある事の確認が分るだけの量で十分です。
底砂から気泡が出る・・・・本当に良い感じです。

珊瑚達は嫌がっていない様です。

酸素リッチな水槽・・・・良いですねえ。

自然界でもこんな感じだろうなあと思うほどです。
皆さんもお試しあれ・・・・。



底面パイプに使用するディフューザーに改造を施してテストした結果、駄目でした。
だからと言ってエアーを送りますとスキミングされません。

今度は、ポンプの吸い込み口にエアーパイプをセットしますと、空気を吸い込みスキミングされていい感じです。
スキマーが使われる原理と同じですねえ。
これしか無い様なので、その線で考えて見ます。


やどかり本舗ドットコムに炭酸カルシウムの結晶体であるアクアガーデンのマリンホワイトサンドを注文しましたので、来週の土曜日に着くと思います。^^
まず、先に底砂のバクテリアを繁殖させたいので、昨日、予め洗浄したホワイトサンドを水槽に敷きました。

そこで、嫌気好気にと間歇的な水流を与える方法ですが、水流によって底砂を動かし間歇的にやる方法と底面パイプによって間歇的にやる方法の二通りの方法がある様です。
水流によって底砂を動かす方法は、珊瑚やライブロックに砂が降りかかったり、どうしても底砂の形が歪になり易く鑑賞には??の部分が否めません。
そこで、底面パイプによる方法で選択しました。

底砂ですとBPリアクターよりは面積が大きくなりますので、BPリアクターの効果を醸し出す底面パイプを覆う底砂の面積は250ミリリットル分で十分ですので、70センチの一本の底面パイプで十分かも知れません。
これが以前のプロトタイプの15センチの底砂だと、その底面パイプは全体をカバー出来る様に15センチ間隔でパイプを設定する事になりますので、今回はシンプルな設定です。

底面パイプに水流があるかどうか?は確認するのに少しは砂から気泡が出る方が確認しやすいのです。

パイプにエアーを噛ませれば、ボゴンボゴンと砂を少し垂直的に動かす事は出来ると思いますのでディフューザー式を採用なのですが、普通のディフューザー式は抵抗がかかると逆にエアー管に海水が逆流する様です。
底面パイプに使用するディフューザーでも特別な工夫が要るものと思われます。
よって、ちょっと改造が必要な様で、それで上手く行くかどうかは後に知らせます。

もし、上手く行かない様であれば、エアーポンプと逆流防止弁の併用が必要になるかも知れません。
机上の計算では上手く行くだろうと思っても、実際にやってみると上手く行かないという事も有り得ますので実際やって見ての確認が必要です。

今回の底面パイプは、普通のパイプではありません。
平たいパイプです。
これは、底砂が以前のプロトタイプの15センチの砂ではなくて、厚さがたったの5センチの砂ですので、普通のパイプだと砂が巻き上げられた時にはいともたやすく見えてしまいます。
それを防ぐだめの措置です。
では、どの様なパイプなのか?は、本日娘たちの体育祭がありましたので写真を撮る時間が無く、別の機会にでもご紹介させて頂きます。


BPシステムは、硝酸とリン酸をコントロール出来ることが分りました。
硝酸除去は、今までの脱窒の方法でも解決しますが、リン酸だけは吸着剤や海藻による除去しか知りませんでした。
現在は、リン酸除去について上記以外にバクテリオプランクトンシステムで硝酸と共に効率的に除去出来る事も知りました。

リン酸除去に対しては、今までの言われてきた従来の脱窒はかえって邪魔になってしまうと言う事、
更に、シーホークさんの話によりますと、Zeovitリアクターの間欠運転が、実は自然を真似る動作になってるのではないか?
そして、「砂を動かす」と言う動作が、自然界では常に起きている事、と言う話も伺いました。

これで、私は今まで見えなかった部分が閃いて見えてきました。

BPシステムでは、有機炭素源をウォッカやその他のアルコール含有商品によって意図的に添加しますが、自然界ではそう言う事がありません。
広大な世界にて食物連鎖によって循環しております。

我々の水槽では、餌やりからそれらの循環が始まり、天然海水の水質を一定に保つのであれば、入れたものをいつか排除して収支を合わせねばなりません。

こう言った事をオルタナティブシステムに応用したいと考えています。

オルタナティブシステム、別名フィルターローテーションシステムですが、混乱されるといけないのでもう一度おさらいします。

プロトタイプは、外部フィルター4基と分厚い底砂(厚さ15センチ)と底面パイプに吹き上げ式です。

二番目は、外部フィルター4基と薄い底砂のみです。(底面パイプはありません。)

三番目は、外部フィルター4基とベアータンクです。
従って、別名フィルターローテーションシステムなので、外部フィルター4基が要です。

そこで、2つの可能性があります。
1つは、フィルターそのもので、外部フィルター4基のうち、1基のみBPリアクターとして使用する。
D番の嫌気フィルターを排除、つまりBPリアクター以外のフィルターは4基→3基に変更と言う路線です。
但し、BPリアクターの濾過材は水槽100リットルにつき、250グラムで十分です。

もう1つは、厚い底砂を嫌気好気にと間歇的な水流を与える方法です。
但し、BPリアクターよりは面積が大きくなりますので、BPリアクターの効果を醸し出す底面パイプを覆う底砂の面積は250グラムで十分かも知れません。

よって、やどかり本舗ドットコムに炭酸カルシウムの結晶体であるアクアガーデンのマリンホワイトサンドを注文しました。^^
これに、ホワイトサンドを半々混ぜて使ってみたいと思います。

リアクターの稼動はいったん一時中止にしました。
バブルディスクが回復すれば、再稼動します。

その後ですが、意外と早く効果が現れましたので、逆に極貧栄養化には警戒を要する様になりました。
ちょっと極端ですねえ。
だから、コントロールが難しいと言われる所以だろうと理解しました。
しかし、上手く行かないもんですねえ。
その対策として、アミノ酸の添加をするのだろうと言う事だと思います。

と言う事で、スキマーを間歇式にしてBPリアクターと連動する様に設定しました。
オンの時、スキマーが稼動、オフの時はストップと言う具合にです。

アミノ酸の添加をしなくても行ける方法はないものでしょうか?
オルタナティブシステムをやっていた時は考えられない課題でした。
当時は、硝酸をゼロにする事が出来るのを分った上で、リン酸の対策が課題でした。
海藻以外はすべて育ちました。

BPシステムとなるとリン酸の問題が解決しますが、珊瑚に対する栄養の供給が課題になって来ます。
なんだかあべこべです。
それらの中間に位置するシステムがないものでしょうか?

天然海水には、貧栄養の海水でありながら最低限の栄養が存在します。
それが生きた海水といわれる所以ですね。
BPシステムの海水は、バブルディスクが消滅寸前なので生きた海水とは言えないのです。
下手すれば、死に至らしめる海水かも知れません。

なんで自然の海は素晴らしいのでしょう?
すべての生体を生かしますので、本当に感嘆いたします。

硝酸をゼロにしていく方法はいくらでもあります。
硝酸塩とは別に、リン酸だけ0.02ppmにコントロールする方法が出れば、理想なのですが、まだまだと実感いたしました。

BPシステムは、残念ながら完成ではありません。
リン酸をコントロール出来ると言う可能性があると言う問題の提起をされただけなのです。
だから、ようやくのスタートなのです。
まだまだ構築すべき課題がある様に思います。

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