2009/11/09 21:07:49
シュウさんからのコメントなのですが、コメントにしては勿体無いので皆さんにも情報を分かち合いたく、彼の許可を得て記事にさせて頂きました。
この記事の文章については当方が責任を負うものとします。
シュウさん、有難う御座いました。m(_ _)m(クロネコ)
サンゴの色
サンゴには美しい色彩を持つ物が少なくありません 。
この色彩に魅せられて海水水槽を始めたアクアリストも多いでしょう 。
では、なぜサンゴには色があるのでしょうか?
白化したサンゴをご覧になったことがある人にはわかると思いますが、サンゴには本来色がありません
好日性サンゴの場合は共生する褐虫藻の色がありますが、褐虫藻だけではあの美しい色彩は生まれません。
サンゴは、ある目的のために体の中に色を生成します。
これは、紫外線により生ずる活性酸素から身を守るために色を身に付けるのです。
紫外線殺菌灯からも活性酸素が無脊椎動物にとってどんなに危険な物か?わかると思います 。
サンゴが体内に生成する色の元は、① 色素たんぱく質 と ② 蛍光たんぱく質 に分けることができます 。
色素たんぱく質にはMAAs と呼ばれるアミノ酸が含まれてみます 。
MAAsは、紫外線を吸収する作用と活性酸素に対する抗酸化作用があります 。
蛍光たんぱく質は、紫外線を可視光に変換して無害化し、光が強すぎる場合は反射、光が少ない場合は光合成に利用するようです 。
蛍光たんぱく質で一番多いのが、GFPと呼ばれる紫外線を緑の光に変換するものです。
緑の蛍光色を持つサンゴが好きな人も多いと思います 。
「あれっ?深場のオオバナサンゴも緑の蛍光色を持つけど、緑では葉緑素に利用されにくいんじゃないの?」と思われた方
あなたは洞察力に優れています!(笑)
その理由のヒントは褐虫藻の色にあります 。
もし褐虫藻が陸上の植物のように鮮やかな緑色をしていたら、ここまでアクアリストに嫌われなかったことでしょうね。
パステルカラー
最近、ミドリイシをパステルカラーに色揚げするのが注目されています。
なぜパステルカラーになるのでしょうか?
これは、サンゴに共生する褐虫藻の色が薄くなり、サンゴ自身が持つ色素たんぱく質と蛍光たんぱく質の色が強調されるために起こります。
自然の海で強い紫外線にさらされると大量の活性酸素を処理しなければなりません 。
その上、褐虫藻も活性酸素を出すために、これを防ぐのにサンゴは褐虫藻へのアンモニア供給を制限して体外に排出してしまいます。
超貧栄養の自然海でこれが起こると褐虫藻は窒素源を失い衰退してしまいます 。
これにより褐虫藻の色は薄くなりサンゴはパステル化します 。
この状態を水槽内で維持するのは容易なことではありません 。
いくら貧栄養と言っても水槽の水は自然の海に比べればずっと富栄養だからです。
もしかしたら過剰な紫外線を当てれば水槽内でもパステル化が起こるかもしれません(照明強化によりパステルカラーを維持している水槽はあると思います。) が、これも光量の調節とコスト面から容易とは言えないと思います 。
ZEOvitについて
このパステルカラーを実現できるシステムが注目されています 。
ZEOvitです 。
しかし、まだなぜZEOvitによりパステル化が起こるのか説明できる人は少ないと思います 。
たとえ、BPシステムを使い貧栄養状態にしても、あのパステルカラーにはなかなかならないと思います 。
これはあくまでも個人的意見で推察ですが 、活性酸素を利用している可能性があります 。
前にも述べた通り活性酸素がコントロールできれは褐虫藻のコントロールもできると思われるからです。
今後、情報が増えればZEOvitの正体も明らかになると思いますが 、いろいろ推理するのも楽しいものです。(笑)
(シュウさん投稿)
この記事の文章については当方が責任を負うものとします。
シュウさん、有難う御座いました。m(_ _)m(クロネコ)
サンゴの色
サンゴには美しい色彩を持つ物が少なくありません 。
この色彩に魅せられて海水水槽を始めたアクアリストも多いでしょう 。
では、なぜサンゴには色があるのでしょうか?
白化したサンゴをご覧になったことがある人にはわかると思いますが、サンゴには本来色がありません
好日性サンゴの場合は共生する褐虫藻の色がありますが、褐虫藻だけではあの美しい色彩は生まれません。
サンゴは、ある目的のために体の中に色を生成します。
これは、紫外線により生ずる活性酸素から身を守るために色を身に付けるのです。
紫外線殺菌灯からも活性酸素が無脊椎動物にとってどんなに危険な物か?わかると思います 。
サンゴが体内に生成する色の元は、① 色素たんぱく質 と ② 蛍光たんぱく質 に分けることができます 。
色素たんぱく質にはMAAs と呼ばれるアミノ酸が含まれてみます 。
MAAsは、紫外線を吸収する作用と活性酸素に対する抗酸化作用があります 。
蛍光たんぱく質は、紫外線を可視光に変換して無害化し、光が強すぎる場合は反射、光が少ない場合は光合成に利用するようです 。
蛍光たんぱく質で一番多いのが、GFPと呼ばれる紫外線を緑の光に変換するものです。
緑の蛍光色を持つサンゴが好きな人も多いと思います 。
「あれっ?深場のオオバナサンゴも緑の蛍光色を持つけど、緑では葉緑素に利用されにくいんじゃないの?」と思われた方
あなたは洞察力に優れています!(笑)
その理由のヒントは褐虫藻の色にあります 。
もし褐虫藻が陸上の植物のように鮮やかな緑色をしていたら、ここまでアクアリストに嫌われなかったことでしょうね。
パステルカラー
最近、ミドリイシをパステルカラーに色揚げするのが注目されています。
なぜパステルカラーになるのでしょうか?
これは、サンゴに共生する褐虫藻の色が薄くなり、サンゴ自身が持つ色素たんぱく質と蛍光たんぱく質の色が強調されるために起こります。
自然の海で強い紫外線にさらされると大量の活性酸素を処理しなければなりません 。
その上、褐虫藻も活性酸素を出すために、これを防ぐのにサンゴは褐虫藻へのアンモニア供給を制限して体外に排出してしまいます。
超貧栄養の自然海でこれが起こると褐虫藻は窒素源を失い衰退してしまいます 。
これにより褐虫藻の色は薄くなりサンゴはパステル化します 。
この状態を水槽内で維持するのは容易なことではありません 。
いくら貧栄養と言っても水槽の水は自然の海に比べればずっと富栄養だからです。
もしかしたら過剰な紫外線を当てれば水槽内でもパステル化が起こるかもしれません(照明強化によりパステルカラーを維持している水槽はあると思います。) が、これも光量の調節とコスト面から容易とは言えないと思います 。
ZEOvitについて
このパステルカラーを実現できるシステムが注目されています 。
ZEOvitです 。
しかし、まだなぜZEOvitによりパステル化が起こるのか説明できる人は少ないと思います 。
たとえ、BPシステムを使い貧栄養状態にしても、あのパステルカラーにはなかなかならないと思います 。
これはあくまでも個人的意見で推察ですが 、活性酸素を利用している可能性があります 。
前にも述べた通り活性酸素がコントロールできれは褐虫藻のコントロールもできると思われるからです。
今後、情報が増えればZEOvitの正体も明らかになると思いますが 、いろいろ推理するのも楽しいものです。(笑)
(シュウさん投稿)
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【無題】
クロネコさん
こちらこそありがとうございます
自分の投稿が堂々と表に出るのは恥ずかしい(^^ゞ
私の意見に間違えがあって誰か教えてくれればまた勉強になるので
誰か突っ込んでくれないかと密かに期待しています(笑)
こちらこそありがとうございます
自分の投稿が堂々と表に出るのは恥ずかしい(^^ゞ
私の意見に間違えがあって誰か教えてくれればまた勉強になるので
誰か突っ込んでくれないかと密かに期待しています(笑)
いえいえ、有難う御座います。
それにしても、分かり易いですねえ。
頭に入りやすくなると思います。
誰か突っ込んでくれると良いですね。^^
それにしても、分かり易いですねえ。
頭に入りやすくなると思います。
誰か突っ込んでくれると良いですね。^^
いやいや 解りにくいですよぉ シュウさんの お答えを全部教えてくださいよぉ
え? ワザとボカシてる? あぁ やっぱりそうだと思いましたよ~~ 流石 シュウさん♪(笑)
え? ワザとボカシてる? あぁ やっぱりそうだと思いましたよ~~ 流石 シュウさん♪(笑)
初の携帯からですボカシているのん?
もっと教えてねえ(ToT)
もっと教えてねえ(ToT)
引っ張っちゃってごめんなさい(笑)
これは本題と関係が薄い話だし、また話が長くなってしまうので…
植物の色
サンゴ同様、植物の色にも理由があります
美しい花の色は交配のために虫を呼び寄せるために作られます
草木の緑はもちろん光合成のために使われます
光合成は光をエネルギーに変換しますから光を吸収しなくてはなりません
光が吸収されれば必ず色になります
光合成色素
光合成に使うために光をキャッチするもの光合成色素と呼びます
陸上の植物のほとんどが光合成色素にクロロフィル(葉緑素)を使います
クロロフィルが使われる理由は、その反応速度とエネルギー効率の良さからです
しかしクロロフィルにも欠点があります
吸収する波長が赤と青に偏ってしまうんです
特に赤い波長を吸収します
吸収できない緑の波長はクロロフィルからの反射として外にでてしまいます
植物が鮮やかな緑に見えるのはこの理由からです
もしクロロフィルがすべての波長を吸収できたとしたら、植物は黒い色になっていたはずです
海の色
海の中は青い
誰もが知っていると思います
これは水が長い波長の光を吸収してしまい光の波長は短い方に偏るからです
つまり青い世界となります
これは赤い光をエネルギーにしやすいクロロフィルにとっては不利になります
つまり陸上では光合成色素として最適なクロロフィルが必ずしも有利とは限りません
このため海中の植物は他の光合成色素も利用します
紅藻やシアノバクテリアなフィコビリンを利用しますし
褐虫藻を含む褐藻はフコキサンチンをクロロフィルと一緒に利用します
このフコキサンチンが最も吸収する光が緑色の光です
赤い光の少ない海中では青い光を利用するクロロフィルと緑の光を利用するフコキサンチンを褐虫藻は光合成色素として利用します
これにより褐虫藻を緑の光も吸収しますので植物なのに緑色に見えないわけです
つまりGFPにより緑に変換された光も褐虫藻は光合成に利用できるんです
これは本題と関係が薄い話だし、また話が長くなってしまうので…
植物の色
サンゴ同様、植物の色にも理由があります
美しい花の色は交配のために虫を呼び寄せるために作られます
草木の緑はもちろん光合成のために使われます
光合成は光をエネルギーに変換しますから光を吸収しなくてはなりません
光が吸収されれば必ず色になります
光合成色素
光合成に使うために光をキャッチするもの光合成色素と呼びます
陸上の植物のほとんどが光合成色素にクロロフィル(葉緑素)を使います
クロロフィルが使われる理由は、その反応速度とエネルギー効率の良さからです
しかしクロロフィルにも欠点があります
吸収する波長が赤と青に偏ってしまうんです
特に赤い波長を吸収します
吸収できない緑の波長はクロロフィルからの反射として外にでてしまいます
植物が鮮やかな緑に見えるのはこの理由からです
もしクロロフィルがすべての波長を吸収できたとしたら、植物は黒い色になっていたはずです
海の色
海の中は青い
誰もが知っていると思います
これは水が長い波長の光を吸収してしまい光の波長は短い方に偏るからです
つまり青い世界となります
これは赤い光をエネルギーにしやすいクロロフィルにとっては不利になります
つまり陸上では光合成色素として最適なクロロフィルが必ずしも有利とは限りません
このため海中の植物は他の光合成色素も利用します
紅藻やシアノバクテリアなフィコビリンを利用しますし
褐虫藻を含む褐藻はフコキサンチンをクロロフィルと一緒に利用します
このフコキサンチンが最も吸収する光が緑色の光です
赤い光の少ない海中では青い光を利用するクロロフィルと緑の光を利用するフコキサンチンを褐虫藻は光合成色素として利用します
これにより褐虫藻を緑の光も吸収しますので植物なのに緑色に見えないわけです
つまりGFPにより緑に変換された光も褐虫藻は光合成に利用できるんです
再びの考察ご披露 ありがとうございます シュウさん^^
私が植物プランクトンを植物だと言ったのと同じ様に、シュウさんは褐虫藻を「褐藻類」だと お考えなのですね?
いや~ 素晴らしい発想力ですね♪ 再び感服しましたよ ^^
シュウさんは お気付きだと思いますが、私は どちらかというと、見えないモノ好き、バクテリア細菌好きの方でして、シュウさんのお話は初めてづくしの話ばかりです ^^
いや~ 面白いですねぇ 勉強になりますよ♪
藻類の光合成についても勉強してみたくなりました ^^
また おもしろい話を聞かせてくださいね~~^^
私が植物プランクトンを植物だと言ったのと同じ様に、シュウさんは褐虫藻を「褐藻類」だと お考えなのですね?
いや~ 素晴らしい発想力ですね♪ 再び感服しましたよ ^^
シュウさんは お気付きだと思いますが、私は どちらかというと、見えないモノ好き、バクテリア細菌好きの方でして、シュウさんのお話は初めてづくしの話ばかりです ^^
いや~ 面白いですねぇ 勉強になりますよ♪
藻類の光合成についても勉強してみたくなりました ^^
また おもしろい話を聞かせてくださいね~~^^
シーホークさん
今回のは考察と言うより事実なので、私の推察は入っていません(^^ゞ
ただ
褐虫藻はフコキサンチンを持っているからGFPの光が利用できます
と書いたのではあまりに不親切かと思ったら
あんなに長くなってしまいました(笑)
私もバクテリアには興味ありますよ~
シーホークさんは他でも私のコメント読んでるなら知ってるかな?
もっと知りたいですが、バクテリアに関してはまだ未知なことが多すぎますよね
今回のは考察と言うより事実なので、私の推察は入っていません(^^ゞ
ただ
褐虫藻はフコキサンチンを持っているからGFPの光が利用できます
と書いたのではあまりに不親切かと思ったら
あんなに長くなってしまいました(笑)
私もバクテリアには興味ありますよ~
シーホークさんは他でも私のコメント読んでるなら知ってるかな?
もっと知りたいですが、バクテリアに関してはまだ未知なことが多すぎますよね
さっきの矢印方向間違ってましたね(汗)
>今回のは考察と言うより事実なので、私の推察は入っていません(^^ゞ
あ そうですか? 私は私の興味のあること以外は無知です 知らないことの方が多いですよ ^^
>ただ
褐虫藻はフコキサンチンを持っているからGFPの光が利用できます
と書いたのではあまりに不親切かと思ったら
あんなに長くなってしまいました(笑)
それは理解してました^^
>私もバクテリアには興味ありますよ~
そうですか~ 私よりは学がある方だと感じてますよ シュウさんは
>シーホークさんは他でも私のコメント読んでるなら知ってるかな?
たまに お見掛けしている程度ですよ
>もっと知りたいですが、バクテリアに関してはまだ未知なことが多すぎますよね
そうですね 見えないからこそ 面白いんですよ ね ^^
>今回のは考察と言うより事実なので、私の推察は入っていません(^^ゞ
あ そうですか? 私は私の興味のあること以外は無知です 知らないことの方が多いですよ ^^
>ただ
褐虫藻はフコキサンチンを持っているからGFPの光が利用できます
と書いたのではあまりに不親切かと思ったら
あんなに長くなってしまいました(笑)
それは理解してました^^
>私もバクテリアには興味ありますよ~
そうですか~ 私よりは学がある方だと感じてますよ シュウさんは
>シーホークさんは他でも私のコメント読んでるなら知ってるかな?
たまに お見掛けしている程度ですよ
>もっと知りたいですが、バクテリアに関してはまだ未知なことが多すぎますよね
そうですね 見えないからこそ 面白いんですよ ね ^^
皆様、今晩わ
ただいま、PCの調整中です。
後日、落ち着きましたら、コメントしますのでどうぞ使ってくださいな!
ただいま、PCの調整中です。
後日、落ち着きましたら、コメントしますのでどうぞ使ってくださいな!
http://room210.cool.ne.jp/r/o/o/room210/albumbbs/albumbbs.cgi
サンゴの色について スーリンさんからのスレッドが入ってました
私は元々あんまり意味が分かってませんので 一度目を通しておいてください
サンゴの色について スーリンさんからのスレッドが入ってました
私は元々あんまり意味が分かってませんので 一度目を通しておいてください
狩人さん リンクありがとうございます♪
ただいま クロネコさんがお忙しい様ですので、代わりに お礼コメントを入れさせて頂きました^^
ん~~ この話題は、シュウさん待ちですね♪(笑;)
一つだけは言えると思いますけど、スーリン先生のお話に「鉄」というキーワードが入っていますが、通常の海水への危険範囲外の量の鉄イオンの流入が、水中に もしも存在しうる活性酸素と、結合して危険をもたらす、という話では無いです。 あくまで珊瑚や脊椎動物(人間でも同じでしょうが)の体内で発生する免疫活動の中での お話だと思いますので、その辺は誤解されなくて大丈夫だと思います ^^
ただいま クロネコさんがお忙しい様ですので、代わりに お礼コメントを入れさせて頂きました^^
ん~~ この話題は、シュウさん待ちですね♪(笑;)
一つだけは言えると思いますけど、スーリン先生のお話に「鉄」というキーワードが入っていますが、通常の海水への危険範囲外の量の鉄イオンの流入が、水中に もしも存在しうる活性酸素と、結合して危険をもたらす、という話では無いです。 あくまで珊瑚や脊椎動物(人間でも同じでしょうが)の体内で発生する免疫活動の中での お話だと思いますので、その辺は誤解されなくて大丈夫だと思います ^^
狩人さん
情報ありがとうございます
スーリン先生の話なので
私が間違えてるかも!
と思いビビって読みましたが
どうやら間違えはなかったようですので安心しました(^^ゞ
スーリンさんの仰りたいことは3つですね
1、サンゴが傷ついたときに色揚がり?するのは成長点としてであり既知の事実であり発見とは言えない
2、過酸化水素はフリーラジカルではない
3、脊椎動物と無脊椎動物の免疫の違い
このうち3については読んでいませんでした(^^ゞ
1はその通りなのでしょうね
取り立てて新発見と呼べるものではないのかもしれません(スーリン先生レベルではのことで、私は興味深く読ませていただきました(笑))
2についてはまさにその通りです
負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、実は私もこの間違えには気づいてました(汗)
フリーラジカルは活性酸素の一部にしかすぎません
その違いがわかっている人は私が活性酸素とフリーラジカルを区別して書いていると気づいてくれるのですが…
過酸化水素は活性酸素ではありますがフリーラジカルではありません
過酸化水素がある種のイオンと結合するとフリーラジカルになります
特に銅・亜鉛・鉄などと結合すると強力なフリーラジカルとなります
実はここで新たな疑問が出てきてしまいました
銅や亜鉛は微量でも大きなダメージを無脊椎動物に与えます
しかし鉄は…
ちょっとこれは調べてみますね!
情報ありがとうございます
スーリン先生の話なので
私が間違えてるかも!
と思いビビって読みましたが
どうやら間違えはなかったようですので安心しました(^^ゞ
スーリンさんの仰りたいことは3つですね
1、サンゴが傷ついたときに色揚がり?するのは成長点としてであり既知の事実であり発見とは言えない
2、過酸化水素はフリーラジカルではない
3、脊椎動物と無脊椎動物の免疫の違い
このうち3については読んでいませんでした(^^ゞ
1はその通りなのでしょうね
取り立てて新発見と呼べるものではないのかもしれません(スーリン先生レベルではのことで、私は興味深く読ませていただきました(笑))
2についてはまさにその通りです
負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、実は私もこの間違えには気づいてました(汗)
フリーラジカルは活性酸素の一部にしかすぎません
その違いがわかっている人は私が活性酸素とフリーラジカルを区別して書いていると気づいてくれるのですが…
過酸化水素は活性酸素ではありますがフリーラジカルではありません
過酸化水素がある種のイオンと結合するとフリーラジカルになります
特に銅・亜鉛・鉄などと結合すると強力なフリーラジカルとなります
実はここで新たな疑問が出てきてしまいました
銅や亜鉛は微量でも大きなダメージを無脊椎動物に与えます
しかし鉄は…
ちょっとこれは調べてみますね!
皆様、一部スレッドでちょっと誤解があった様ですので非公開にさせて頂きました。
これに懲りずに続けて下さい。
それにしても、難しいのう~ (o_ _)oバタッ
どんな話でも100年後の科学で覆されるかも知れないと言う事を頭に隅に入れています。
私の仮説でも同様ですので以降よろしくお願い致します。m(_ _)m
これに懲りずに続けて下さい。
それにしても、難しいのう~ (o_ _)oバタッ
どんな話でも100年後の科学で覆されるかも知れないと言う事を頭に隅に入れています。
私の仮説でも同様ですので以降よろしくお願い致します。m(_ _)m
シュウさん、クロネコさん、ここを見られた皆様、大変申し訳ありませんでした。
すべて私の不徳での不始末でした 反省して自粛したいと思います。
シーホーク
すべて私の不徳での不始末でした 反省して自粛したいと思います。
シーホーク
◆シュウさん
>過酸化水素は活性酸素ではありますがフリーラジカルではありません
過酸化水素がある種のイオンと結合するとフリーラジカルになります
特に銅・亜鉛・鉄などと結合すると強力なフリーラジカルとなります
実はここで新たな疑問が出てきてしまいました
銅や亜鉛は微量でも大きなダメージを無脊椎動物に与えます
しかし鉄は…
実はこの辺 さっぱり分からない部分なんですが
サンゴに銅がいけないのは ここが理由なんですか?、銅が直接いけない訳じゃなく そのフリーラジカルとか言うののせいですか?
◆シーホークさん
反省って?
何か悪い事したんですか?
>過酸化水素は活性酸素ではありますがフリーラジカルではありません
過酸化水素がある種のイオンと結合するとフリーラジカルになります
特に銅・亜鉛・鉄などと結合すると強力なフリーラジカルとなります
実はここで新たな疑問が出てきてしまいました
銅や亜鉛は微量でも大きなダメージを無脊椎動物に与えます
しかし鉄は…
実はこの辺 さっぱり分からない部分なんですが
サンゴに銅がいけないのは ここが理由なんですか?、銅が直接いけない訳じゃなく そのフリーラジカルとか言うののせいですか?
◆シーホークさん
反省って?
何か悪い事したんですか?
シーホークさん!
気にしてないからそんなに深刻に考えないでください
「なかったこと」にしておきましょうよ♪
だから帰って来て~
狩人さん
この問題は難しいんです
確か狩人さんのブログにも書いてあった?ような気がするんですが
銅イオン自体に強い毒性はないはずなんです
では何が強い毒性を示すかと言えば、やはり銅によりできるフリーラジカルが原因だと思います(推測)
でもそう考えると鉄の説明ができなくなっちゃいます(汗)
これはさらに推測なのですが銅は活性酸素に対する免疫力を奪う作用があるみたいです
いろいろ調べたのですが、今のところそれぐらいしか思いつきません
また新しいことがわかったら報告しますね
気にしてないからそんなに深刻に考えないでください
「なかったこと」にしておきましょうよ♪
だから帰って来て~
狩人さん
この問題は難しいんです
確か狩人さんのブログにも書いてあった?ような気がするんですが
銅イオン自体に強い毒性はないはずなんです
では何が強い毒性を示すかと言えば、やはり銅によりできるフリーラジカルが原因だと思います(推測)
でもそう考えると鉄の説明ができなくなっちゃいます(汗)
これはさらに推測なのですが銅は活性酸素に対する免疫力を奪う作用があるみたいです
いろいろ調べたのですが、今のところそれぐらいしか思いつきません
また新しいことがわかったら報告しますね
>シュウさん
前に記事で書いたのは 緑青の事ですが
銅イオンはダメだと思ってました
でも難しい世界ですね
やっぱり十円玉、実験かな?
前に記事で書いたのは 緑青の事ですが
銅イオンはダメだと思ってました
でも難しい世界ですね
やっぱり十円玉、実験かな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%85
↑に「生体内での働きと毒性」のところで色々と書かれています。
意外な事もある様です。^^
↑に「生体内での働きと毒性」のところで色々と書かれています。
意外な事もある様です。^^
クロネコさん♪
本当に難しいけど楽しいです
また話が分かりにくくなっちゃいましたので一度整理してみましょう
話の始まりはZEOvitでどうしてパステルカラーになるか?ってことでした
どうやら銅が関係してそうなんです
もし銅がサンゴには影響を与えない低濃度でも褐虫藻にはダメージを与えると過程するなら
これはこれでいいんです
でも
これは実際にはちょっと考えにくいですよね?
これだと栄養塩濃度とか関係なく銅でパステル化が起こるはずですから
そこで活性酸素との関係を考えたわけですが
これだと鉄の説明がつかなくなっちゃいます
うーん
本当に難しい
ところで
シーホークさん
本当に本当に早く帰ってきてよー
このままだと私がやだよー
本当に難しいけど楽しいです
また話が分かりにくくなっちゃいましたので一度整理してみましょう
話の始まりはZEOvitでどうしてパステルカラーになるか?ってことでした
どうやら銅が関係してそうなんです
もし銅がサンゴには影響を与えない低濃度でも褐虫藻にはダメージを与えると過程するなら
これはこれでいいんです
でも
これは実際にはちょっと考えにくいですよね?
これだと栄養塩濃度とか関係なく銅でパステル化が起こるはずですから
そこで活性酸素との関係を考えたわけですが
これだと鉄の説明がつかなくなっちゃいます
うーん
本当に難しい
ところで
シーホークさん
本当に本当に早く帰ってきてよー
このままだと私がやだよー
シュウさん、こんばんわ
>本当に難しいけど楽しいです
ですねえ。
>また話が分かりにくくなっちゃいましたので一度整理してみましょう
話の始まりはZEOvitでどうしてパステルカラーになるか?ってことでした
どうやら銅が関係してそうなんです
もし銅がサンゴには影響を与えない低濃度でも褐虫藻にはダメージを与えると仮定するなら、これはこれでいいんです
銅でも閾値と言うのがありますから、銅とのかかわりは考えなくても良いのではないかな?と言う気もしますし、ULNS(超低栄養塩環境)で無機窒素の吸収が少なくなる事で、褐虫藻が減少していくのではないでしょうか?
>でも、これは実際にはちょっと考えにくいですよね?
これだと栄養塩濃度とか関係なく銅でパステル化が起こるはずですから
http://reefaquarium.jp/old/seibunhyou.php
↑
師匠のTAOさんのサイトですが、鉄と銅の成分が書かれています。
銅でパステル化が起きるのは、銅の閾値まで摂取することによって鉄分の摂取を促すという事も考えられます。
それによって、骨格の成長が早まる事によって褐虫藻が減少していく様に見えるので、パステル化していくのではないかな?と言う推測もしています。
>そこで活性酸素との関係を考えたわけですが
これだと鉄の説明がつかなくなっちゃいます
活性酸素との関係は、↑のULNS(超低栄養塩環境)での結果、銅の閾値内での摂取と共に鉄の摂取も同時に起こり、成長が早まりますからその部位は成長点なので、その保護のために色素(蛍光色素も)が多く合成され紫外線から守るのでしょう?
つまり、成長点での細胞分裂が活発だと活性酸素も多く出ますので、その活性酸素から守る物質として色素が多く合成されるかも知れないのではないかなあと言う推測も考えられます。
>ところで
シーホークさん
本当に本当に早く帰ってきてよー
このままだと私がやだよー
一度、当方にメール下さいな
↓
http://www1.ocn.ne.jp/~kurotan/aquarium.html
の所に、「ご意見、ご質問はメールにてどうぞ」がありますので、そこへメール下さい。^^
>本当に難しいけど楽しいです
ですねえ。
>また話が分かりにくくなっちゃいましたので一度整理してみましょう
話の始まりはZEOvitでどうしてパステルカラーになるか?ってことでした
どうやら銅が関係してそうなんです
もし銅がサンゴには影響を与えない低濃度でも褐虫藻にはダメージを与えると仮定するなら、これはこれでいいんです
銅でも閾値と言うのがありますから、銅とのかかわりは考えなくても良いのではないかな?と言う気もしますし、ULNS(超低栄養塩環境)で無機窒素の吸収が少なくなる事で、褐虫藻が減少していくのではないでしょうか?
>でも、これは実際にはちょっと考えにくいですよね?
これだと栄養塩濃度とか関係なく銅でパステル化が起こるはずですから
http://reefaquarium.jp/old/seibunhyou.php
↑
師匠のTAOさんのサイトですが、鉄と銅の成分が書かれています。
銅でパステル化が起きるのは、銅の閾値まで摂取することによって鉄分の摂取を促すという事も考えられます。
それによって、骨格の成長が早まる事によって褐虫藻が減少していく様に見えるので、パステル化していくのではないかな?と言う推測もしています。
>そこで活性酸素との関係を考えたわけですが
これだと鉄の説明がつかなくなっちゃいます
活性酸素との関係は、↑のULNS(超低栄養塩環境)での結果、銅の閾値内での摂取と共に鉄の摂取も同時に起こり、成長が早まりますからその部位は成長点なので、その保護のために色素(蛍光色素も)が多く合成され紫外線から守るのでしょう?
つまり、成長点での細胞分裂が活発だと活性酸素も多く出ますので、その活性酸素から守る物質として色素が多く合成されるかも知れないのではないかなあと言う推測も考えられます。
>ところで
シーホークさん
本当に本当に早く帰ってきてよー
このままだと私がやだよー
一度、当方にメール下さいな
↓
http://www1.ocn.ne.jp/~kurotan/aquarium.html
の所に、「ご意見、ご質問はメールにてどうぞ」がありますので、そこへメール下さい。^^
狩人さん、シュウさん
>銅イオン自体に強い毒性はないはずなんです
では何が強い毒性を示すかと言えば、やはり銅によりできるフリーラジカルが原因だと思います(推測)
でもそう考えると鉄の説明ができなくなっちゃいます(汗)
基本に戻って整理したいと思います。
銅は、イオン状態だと相手方の電子を奪いますので殺菌能がある?毒性があると言われる所以です。
しかし、キレートされれば毒性がありません。
ミドリイシが銅を吸収するのであれば、それは有機銅での摂取だと考えられます。
イカですが、イカの血液が鉄の代わりに銅なので、生体がイカを食べても大丈夫なのは銅が有機の状態だからでしょう?
>銅イオン自体に強い毒性はないはずなんです
では何が強い毒性を示すかと言えば、やはり銅によりできるフリーラジカルが原因だと思います(推測)
でもそう考えると鉄の説明ができなくなっちゃいます(汗)
基本に戻って整理したいと思います。
銅は、イオン状態だと相手方の電子を奪いますので殺菌能がある?毒性があると言われる所以です。
しかし、キレートされれば毒性がありません。
ミドリイシが銅を吸収するのであれば、それは有機銅での摂取だと考えられます。
イカですが、イカの血液が鉄の代わりに銅なので、生体がイカを食べても大丈夫なのは銅が有機の状態だからでしょう?
メールでもお話ししましたけど、ゴメンしてくださいね;
決して悪気はないんですけど、私、深酒するとタチ悪いんですよ(汗)
もう無いとは思いますけど、もしまたカラんだら「また この酔っ払いが~」と流してくれていいですのでね(汗&笑)
懲りずに また よろしくお願いします ^^
決して悪気はないんですけど、私、深酒するとタチ悪いんですよ(汗)
もう無いとは思いますけど、もしまたカラんだら「また この酔っ払いが~」と流してくれていいですのでね(汗&笑)
懲りずに また よろしくお願いします ^^
はて?
何だっけ?
最近、物忘れがひどくなってよく覚えてません(笑)
とにかく
帰ってきてくれてよかったです♪
これからもよろしくね!
何だっけ?
最近、物忘れがひどくなってよく覚えてません(笑)
とにかく
帰ってきてくれてよかったです♪
これからもよろしくね!
シュウさん、シーホークさん、こんばんわ
これにて一件落着~^^
で、私の推測は如何ですかあ?^^
これにて一件落着~^^
で、私の推測は如何ですかあ?^^
クロネコさん
とても参考になる話ありがとうございます
お返事できなかったのは、まだ自分の中で消化できてなくて(汗)
クロネコさんの考察は納得できますしとても参考になりました
銅は毒物であると同時に必須微量元素でもあります
錯体(キレート)の話も納得できます
種明かしをすると
MA誌にVSVメソッドの開発者のエリックさんとTetsuoさんの両者がパステル化には銅・亜鉛が関係しているのを匂わせる記述をしています
もう一つのヒントはTetsuoさんがご自分のブログ内で書いているゼオライト毒物説でした
とにかくまだパステル化には謎が多いですよね
白化とパステル化は紙一重な感じもしますし
まだ理解できてませんが、推理するのが楽しいしまた勉強にもなります
とても参考になる話ありがとうございます
お返事できなかったのは、まだ自分の中で消化できてなくて(汗)
クロネコさんの考察は納得できますしとても参考になりました
銅は毒物であると同時に必須微量元素でもあります
錯体(キレート)の話も納得できます
種明かしをすると
MA誌にVSVメソッドの開発者のエリックさんとTetsuoさんの両者がパステル化には銅・亜鉛が関係しているのを匂わせる記述をしています
もう一つのヒントはTetsuoさんがご自分のブログ内で書いているゼオライト毒物説でした
とにかくまだパステル化には謎が多いですよね
白化とパステル化は紙一重な感じもしますし
まだ理解できてませんが、推理するのが楽しいしまた勉強にもなります
>種明かしをすると
MA誌にVSVメソッドの開発者のエリックさんとTetsuoさんの両者がパステル化には銅・亜鉛が関係しているのを匂わせる記述をしています
もう一つのヒントはTetsuoさんがご自分のブログ内で書いているゼオライト毒物説でした
このゼオライト毒物説には、ちょっと疑問なんですね。
と言うのも、BPリアクターにニトロスティックだけ入れてオンオフしました結果、バブルディスクが溶けました。
これって、ZEOvit使用ガイドにも書いてある通りで「1L のZEOvit に対して 400 L / h の限度を決して超えてはいけない。
これらの限度を超えると、必ず悪い結果が現れる。既にコーラルがセットされている場合での早い海水の供給、特に、このシステムを始めた時期では、SPSコーラルにおいて徐々に組織が失われる結果が生じる。」とあります。
SPSではありませんが、組織が失われる点では同じで、急激なリン低下によるものと思われます。
低リンに慣れれば、SPSは骨格の成長が早くなって来ますね。
>とにかくまだパステル化には謎が多いですよね
白化とパステル化は紙一重な感じもしますし
まだ理解できてませんが、推理するのが楽しいしまた勉強にもなります
そうですね。
理解出来ても、全体観ではなくて部分観でしょうねえ。
全体観で見たら、おそらく気の遠くなる様な推理になるかも知れませんねえ。
MA誌にVSVメソッドの開発者のエリックさんとTetsuoさんの両者がパステル化には銅・亜鉛が関係しているのを匂わせる記述をしています
もう一つのヒントはTetsuoさんがご自分のブログ内で書いているゼオライト毒物説でした
このゼオライト毒物説には、ちょっと疑問なんですね。
と言うのも、BPリアクターにニトロスティックだけ入れてオンオフしました結果、バブルディスクが溶けました。
これって、ZEOvit使用ガイドにも書いてある通りで「1L のZEOvit に対して 400 L / h の限度を決して超えてはいけない。
これらの限度を超えると、必ず悪い結果が現れる。既にコーラルがセットされている場合での早い海水の供給、特に、このシステムを始めた時期では、SPSコーラルにおいて徐々に組織が失われる結果が生じる。」とあります。
SPSではありませんが、組織が失われる点では同じで、急激なリン低下によるものと思われます。
低リンに慣れれば、SPSは骨格の成長が早くなって来ますね。
>とにかくまだパステル化には謎が多いですよね
白化とパステル化は紙一重な感じもしますし
まだ理解できてませんが、推理するのが楽しいしまた勉強にもなります
そうですね。
理解出来ても、全体観ではなくて部分観でしょうねえ。
全体観で見たら、おそらく気の遠くなる様な推理になるかも知れませんねえ。
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